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中国のビットコインASIC企業 「Canaan」
CanaanはビットコインASIC製造企業であり、中国のビットメイン(Bitmain)やイノシリコン(Innosilicon)と同様にASICを開発販売しており、2017年から「Canaan AvalonMiner」を販売している。Canaan株はCANというティッカーでNasdaqに上場されており、Yahoo! financeによると、8.04ドルでクローズしている。CanaanはBitmainやInnosilicon同様、杭州市を拠点とした中国のASIC企業だ。2月12日のクローズ時点で、平均出来高が31万であるのに対し、約40倍となる1,175万もの出来高を記録。11日のクローズ時点での株価は4.4ドルであり、約80%もの高騰を記録したことになる。

最新のビットコインマイナー損益分岐点
ビットコインは2020年5月にプロトコルによる新規発行するBTC数を半分とする半減期を迎える。このビットコインの半減期は約4年に1度の大きなイベントであり、CMEのビットコイン先物の高騰などから、機関投資家やトレーダーの大きな注目を集めていることが分かるだろう。墨汁うまいの調べによると、現在のビットコインネットワークのハッシュレートでは、中国の平均的なマイナーの損益分岐点が価格を上回っており、9,000ドル前後となっている。現在のビットコイン価格は10,300ドル前後を推移しており、中国マイナーは電気代以外を無視すると1BTCにつき約1,300ドルの利益を得ることができる計算となる。
