今月1日に日本のコインチェックで板取引が開始されたばかりの仮想通貨ファクトムを発行・開発を担当するファクトム・プロトコル社が清算手続きを進めていることがわかった。

コインチェックでつい先日上場したばかりのファクトムがもう破綻とは…。
上場にあたり、厳正な審査を行っていたはずです。なのに清算手続きに入るということは運営会社も何か重大な事実を隠していたようにしか思えませんね。
同社の筆頭株主であるファストフォワード社が2日、ロンドン証券取引所の資料を提出した。
資料によると、3月31日の取締役会で、債権者の利益のために一部資産を割り当てることを決定したという。ファストフォワードは90%を超える債権者となる。
ファストフォワードのエド・マックダーモット氏は声明の中で「ファクトムからのこのニュースに非常に失望している。600万ドルに相当する将来の株式の同意書(SAFE)の下でのこの解散については、利益を生むことは不確実であるが、可能な限り状況を改善するうための迅速な措置をとる。」としている。
ファクトムは2015年にICOで14万ドルを調達したプロジェクト。